ポーカーは、基本的に5枚のカードを使い、10種類の役の中からより強い組み合わせを作るカードゲームです。 その中でも「ツーペア」とは、同じ数字のカード2枚を2組揃えた役を指します。
ツーペアは、ポーカーの中では比較的出現頻度が高い役の1つなので、プレイする前に覚えておくと便利でしょう!
この記事では、ポーカーの役の1つであるツーペアについて、組み合わせ方や役の強さ、さらに出現確率をわかりやすく解説していきます♪
ポーカーのツーペアとは?
ポーカーのツーペアとは、同じ数字のカードを2枚ずつ、計2組揃えた役を指します。
例えば、♦6・♥6・♦2・♠2・♠7のような組み合わせがツーペアです!
この場合では、「6」と「2」のペアが2組成立しています。
ツーペアを揃える際には、カードのスート (絵柄) や色は関係ありません。そのため、比較的狙いやすい役と言えるでしょう♪
ツーペアと他の役との違い
ポーカーには、ツーペアと似た役がいくつかあります。それが「ワンペア」や「スリーカード」、「フルハウス 」です。
- ワンペア: 同じ数字のペアが1組 (例: ♦6・♥6・♦2・♠8・♠7)
- スリーカード: 同じ数字のカード3枚 (例: ♦6・♥6・♣6・♠2・♠7)
- フルハウス: 同じ数字のカード2枚と3枚 (例: ♦6・♥6・♣6・♦2・♠2)
これらの役を比較することで、それぞれの違いがより明確になりますね!
ツーペアは、ワンペアに比べて1組ペアが多い役であり、同じ数字が3枚揃うとスリーカードになります。そして、フルハウスはワンペアとスリーカードの組み合わせです。
例えば、ワンペアを早い段階で揃えた場合、もう1組ペアを作るだけでツーペアを完成させることができます。そのため、ツーペアへの期待値がぐんっと高まります。
さらに、ツーペアを揃えた場合、同じ数字をもう1枚加えることで、上位の役であるフルハウスが成立!
フルハウスは出現頻度が低く、揃えるのが難しい役ではありますが、ツーペアからのステップアップで狙えるチャンスは十分にありますよ♪
ツーペアの組み合わせ
ツーペアは、同じ数字のカード2枚を2組揃えるだけなので、比較的簡単に狙える役です。しかし、うっかりミスを防ぐためにも、具体的な例で確認してみましょう!
ここでは、テキサスホールデムのようにコミュニティカードを使用して役を揃える方法を例に、ツーペアの成功例と失敗例をご紹介します。
ツーペア: 成功例
- コミュニティカード: ♦6・♥6・♠8・♠7・♥A
- 自分の手札: ♦10・♥10
この場合、コミュニティカードで「6」のペア、自分の手札で「10」のペアが揃ったため、2組のペアが成立し、ツーペアとなります!
ツーペア: 失敗例
- コミュニティカード: ♦6・♠8・♦2・♠7・♥A
- 自分の手札: ♥6・♦10
この場合、コミュニティカードと自分の手札で「6」のペアが1組しか揃っていません。そのため、ワンペアに留まります。
ツーペアを成立させるためには、必ず2組のペアが必要であることを覚えておきましょう!
ツーペアの強さ
ポーカーには全部で10種類の役があります。その中でツーペアは、下から3番目の強さに位置します。
【ポーカー役の種類】
- ロイヤルストレートフラッシュ
- ストレートフラッシュ
- フォーカード
- フルハウス
- フラッシュ
- ストレート
- スリーカード
- ツーペア
- ワンペア
- ハイカード
ツーペアで勝てる役と負ける役
- 勝てる役: ワンペア、ハイカード
- 負ける役: スリーカード、ストレート、フラッシュ、フルハウス、フォーカード、ストレートフラッシュ、ロイヤルストレートフラッシュ
ツーペアは比較的弱い部類の役ですが、頻出するワンペアやハイカードには勝てるため、勝利の可能性は十分あります。
ただし、ツーペアよりも強い役が多い点を踏まえ、慎重に判断することが重要です。
例えば、以下のような状況では注意が必要です。
連続した数字や同じスートのカードがコミュニティカードに並んでいる場合
→ 対戦相手がストレート やフラッシュ を成立させている可能性があるため、ツーペアが完成していても、状況に応じてフォールド (ゲームを降りる) を選ぶことも賢明な戦略です!
一方で、コミュニティカードにばらつきがある場合は、相手がツーペアやそれ以下の役である可能性が高いため、勝負してみる価値ありです!
このように、無理に勝負を続けるのではなく、冷静に状況を見極め、引き際を判断することが勝率を上げる鍵となります♪
ツーペア同士の強弱のルール
ツーペアの強さを理解したところで、ツーペア同士が対戦する場合の勝敗ルールについてご解説します!
- コミュニティカード: ♣10・♦10・♠8・♥J・♥A
- プレイヤー1: ♥6・♣6
- プレイヤー2: ♠2・♣2
この場合、ツーペア同士で勝負する際には、カードの強さが勝敗を決定します。
【カードの強さ】
A (最強) >K>Q>J>10>9>8>76>5>4>3>2
上記の例では、プレイヤー1の「10と6」のツーペアが、プレイヤー2の「10と2」のツーペアよりも強いため、プレイヤー1が勝利!
なお、両者が全く同じ数字のツーペアを持っていた場合は、ペアを形成していない残りの1枚のカード (キッカー) の強さを比較します。キッカーも同じ数字だった場合は、引き分けとなります。
ツーペアが出る確率
ツーペアは、数字のペアを2組揃えるだけの役であるため、比較的出現確率が高めの役といえます。
ポーカーの役 | 出現確率 |
ロイヤルストレートフラッシュ | 約0.00015% |
ストレートフラッシュ | 約0.00139% |
フォーカード | 約0.024% |
フルハウス | 約0.14% |
フラッシュ | 約0.2% |
ストレート | 約0.39% |
スリーカード | 約2.1% |
ツーペア | 約4.75% |
ワンペア | 約42.25% |
ハイカード | 約50% |
※52枚のデッキから5枚のカードが引かれる場合の確率
とはいえ、ワンペアや役が揃わないハイカードと比較すると、出現確率には大きな差があることが分かります。この確率を参考に、ツーペアを成立させた際の次のアクションを検討してみてください!
まとめ
ベラジョンが提供するポーカーの役「ツーペア」について詳しく解説しました!
ツーペアは頻出する役ですが、勝敗を左右する戦略が求められます。そのため、初心者は以下のポイントを押さえておきましょう♪
【覚えておくべきポイント】
- ツーペアは2種類の同じ数字のペアで構成される
- ツーペア同士の勝敗は「高いペアの数字」で決まる
- フロップでワンペアが完成した場合は、ツーペア成立の期待が高い
- コミュニティカードの状況次第では、フォールドする判断も重要
ポーカーを始めるなら、オンラインで手軽にプレイできるベラジョンがおすすめ♪ ポーカーのルールを解説した記事なども参考に、スキルアップを目指しましょー!
ツーペアに関するよくある質問
最後に、ポーカーのツーペアに関する質問をQ&A形式でまとめました!
ツーペアとはどんな役ですか?
ツーペアとは、同じ数字のカードを2組揃えた役です。例えば、「♦A・♠A・♦8・♥8・♠7」のような組み合わせがツーペアに該当します。スートや色は関係なく、数字が一致すれば成立します!
ツーペアの強さは?
ツーペアの強さは、ポーカー全10種類の役の中で下から3番目に位置します。勝てるのはワンペアやハイカードのみ。一方、スリーカードやストレート以上の役には負けます。
ツーペア同士の強弱は?
ツーペア同士の勝敗は、組み合わせたペアの数字の強さで決まります。例えば、ペアに「A」が含まれるツーペアが最強! 同じ数字でツーペアを揃えた場合は引き分けです。
ツーペアを成立させた時の戦略は?
ツーペアはワンペアやハイカードよりも強力な役ですが、スリーカード以上の役には勝てません。特に、コミュニティカードに連続した数字や同じスートが揃っている場合、相手がストレートやフラッシュを完成させている可能性があるため、慎重に判断しましょう。必要に応じてフォールドする勇気も大切です!
ツーペアを完成させるコツは?
ポーカーは運の要素が強いゲームですが、フロップ (最初の3枚のコミュニティカード) でワンペアができた場合、その後のターン (4枚目) やリバー (5枚目) でツーペアを完成させる可能性が高くなります。
ツーペアの出現確率は?
ツーペアの出現確率は約4.75%です。他の役と比べると出やすい部類ですが、ワンペア (約42.25%) やハイカード (約50%) ほど頻繁には出現しません。この確率を参考にして、手役をどのように活用するか検討しましょう!
この記事を書いた人

田中将太
オンラインカジノに特化した日本語と英語のバイリンガルコンテンツライターです。サンフランシスコ州立大学でクリエイティブ・ライティングを専攻し、精緻なストーリーテリングと高品質なライティングで読者を魅了します。
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