
オンラインカジノの攻略法を調べると、マーチンゲール法やココモ法など、さまざまな名前が出てきます。多くは、勝ったときや負けたときに、次の賭け金をいくらにするかを決めたものです。
ただ、賭け金を変えても、次の結果が当たりやすくなるわけではありません。計算例では利益が出ていても、連敗が続けば、想定していた金額では続けられなくなる場合もあります。
ここでは代表的な手法を取り上げ、賭け金の動きと、計算の前提を説明します。個別の計算例は、それぞれの解説記事にまとめています。
オンラインカジノに必勝法はある?
必ず勝てる方法はありません。負けた後に賭け金を増やす方法も、損失を確実に取り戻せるわけではありません。
例えば、負けるたびに賭け金を2倍にする方法では、勝つまで続けられることが計算の前提になります。ところが実際には、使える資金にも、1回に賭けられる金額にも上限があります。勝つ前にどちらかの上限に達すると、それまでの損失が残ります。
「最後に勝てば利益が出る」という説明を読む際は、その勝利までにどれだけの金額が必要になるかも見ておく必要があります。
代表的なオンラインカジノの攻略法
以下の説明では、最初の賭け金を1単位とします。また、「2倍配当」「3倍配当」は、元の賭け金を含めた払い戻しの倍率を表します。
マーチンゲール法

マーチンゲール法 は、負けるたびに賭け金を2倍にし、勝ったら最初の金額に戻す方法です。
連敗すると、賭け金は次のように増えます。
1 → 2 → 4 → 8 → 16 → 32…
手数料のない2倍配当なら、1・2・4単位で負けた後、8単位の賭けに勝つと、差し引きで1単位の利益が残ります。
仕組みは単純ですが、連敗中の負担は小さくありません。5回続けて負けると累積損失は31単位になり、次の賭けにはさらに32単位が必要です。最初の賭け金だけを見ていると、この増え方を見落としやすくなります。
ココモ法

払い戻しが3倍になる賭け方を前提にするのが、ココモ法です。ルーレットのダズンベットやカラムベットなどが、その対象として挙げられます。
最初の2回は同じ金額を賭け、2連敗以降は前回と前々回の金額を足します。負け続けた場合の並びは、フィボナッチ数列と同じです。
1 → 1 → 2 → 3 → 5 → 8 → 13…
勝ったら最初の金額に戻します。
マーチンゲール法より賭け金の増加は緩やかです。ただし、連敗すれば必要な金額は増え続けます。また、払い戻しが3倍であることと、的中確率がちょうど3分の1であることは同じではありません。
モンテカルロ法

モンテカルロ法では、数列を使って次の賭け金を決めます。
例えば「1・2・3」から始める場合、両端の1と3を足した4単位が最初の賭け金です。勝ったら両端の数字を消し、負けたら賭けた金額を末尾に加えます。
最初の4単位で負けた場合、数列は「1・2・3・4」となり、次は1と4を足した5単位を賭けます。
倍増する方法に比べると、次の金額が見えにくいかもしれません。数列がどう伸びるかによって賭け金も変わるため、最初の数回だけでなく、負けが続いた例まで追うと負担を把握しやすくなります。
パーレー法・ダランベール法
このほかにも、勝敗に合わせて賭け金を変える方法があります。
| 手法 | 基本的なルール |
|---|---|
| パーレー法(逆マーチンゲール法) | 勝ったら次の賭け金を2倍にし、負けたら最初の金額に戻す |
| ダランベール法 | 負けたら1単位増やし、勝ったら1単位減らす |
パーレー法は連勝中に賭け金が大きくなるため、その後の1回の負けで、それまでの利益を失う場合があります。ダランベール法も、1回ごとの増額は一定ですが、連敗中は賭け金と損失の両方が積み上がります。
計算例を読むときに見落としやすいこと
払い戻しの条件が違えば、収支も変わる
賭け金の計算は、配当倍率に左右されます。
例えば、2倍配当を前提にした計算に手数料が加わると、勝ったときに残る金額は少なくなります。同じゲームでも賭け先やルールで払い戻しが異なるため、ゲーム名だけで計算例を当てはめることはできません。
RTPは「自分に戻る金額」ではない
RTPは、多数のゲームを通じた理論上の払い戻し率です。RTPが96%でも、使った金額の96%が個人に戻るという意味ではありません。
短い期間では、理論値を大きく上回ることも下回ることもあります。また、RTPが同じゲームでも、配当の頻度や大きさが同じとは限りません。
終了まで続けられるとは限らない
「勝つまで続ける」「数列がなくなるまで続ける」という説明には、途中の賭け金をすべて用意できるという前提があります。
計算例が最後にプラスで終わっていても、その途中で予算を超えていれば、同じ結果にはたどり着けません。最終収支だけでなく、途中の最大損失と、1回に必要だった最大の賭け金も重要です。
賭け金のルールより予算を優先する
ベッティング法に従うために資金を追加すると、最初に決めた予算が意味を失ってしまいます。
生活費や支払いに必要なお金は使わず、金額と時間の上限を先に決めておくことが大切です。負けを取り戻すために上限を変えたり、次の賭け金を用意するために借り入れたりしないことも、その一部です。
上限を設けても勝てるようにはなりませんが、支出を区切る基準にはなります。やめたいのに続けてしまう場合は、プレイを中断し、相談窓口などの支援を利用してください。
よくある質問
オンラインカジノで「攻略法・必勝法」は本当に使えるの?
マーチンゲール法などは、勝敗に応じて次の賭け金を決める方法として知られています。ただし、賭け金を変えてもゲームの的中確率は上がらず、利益や損失の回収も保証されません。「必ず勝てる方法」として捉えないことが大切です。
負けが続いたとき、どう対応すればいい?
次の賭け金を用意するために予算を追加せず、事前に決めた金額や時間に達したら終了します。負けた後に増額する手法でも、損失を取り戻すまで続けられるとは限りません。
オンラインカジノでモンテカルロ法は使える?
賭け金を数列で決める方法なので、ルーレットの赤・黒など、一定の配当条件を持つ賭け方に当てはめて説明されます。ただし、手数料のない2倍配当を前提とした計算を、配当条件の異なる賭け方にそのまま使うことはできません。
バカラの必勝法は?
バカラのような2倍配当のゲームでは、マーチンゲール法やモンテカルロ法などのシステムベッティングを用いて賭け金を戦略的に管理し、価値を最大化したり、損失を最小化したりすることも可能です。ただし、あくまでも運によって勝敗が決まるゲームなので、「必ず勝てる」「絶対に負けない」攻略法は存在しません。
オンラインカジノのルーレットの賭け方は?
ルーレットは様々な賭け方が楽しめるカジノゲームです。リスクが低い赤・黒賭けなどをメインに行い、勝率は低いが大きな配当が期待できるストレートアップ (1点賭け) はサイドで少額賭けるのが基本の嗜み方です。コラムベットやダズンベットなど3倍配当の賭け方には、ココモ法などのシステムベッティングを取り入れることも可能ですが、リスクもあることを理解しておきましょう。
この記事を書いた人
田中将太
オンラインカジノに特化した日本語と英語のバイリンガルコンテンツライターです。サンフランシスコ州立大学でクリエイティブ・ライティングを専攻し、精緻なストーリーテリングと高品質なライティングで読者を魅了します。